レザノフ(レザノフ)

ニコライ・ペトロヴィッチ・レザノフ。
アレクサンドルⅠ世侍従。
1804年ロシア使節団としてナジェズタ号で長崎に来航。

半年間海上に留め置かれた後に、
幕府はロシア皇帝からの親書・贈り物も受け取らなかったばかりか、
いかなる関係を結ぶのを拒否する旨の返書を渡し、信牌を取上げた。

任務が不首尾に終わったレザノフは武力行使をしての通商を発案。
政府の許可を得ずに露米会社に所属する海軍士官のフォボストフ、
ダヴィドフにサハリン・エトロフ島の日本人部落襲撃を命令。
日本の不信感を強め、ゴローニン事件勃発の原因を作る。